子どもの近視進行抑制治療
近視の多くは、眼球が前後に伸びて、ピントが網膜に合わずに、モノや字がぼやけて見えます。

眼球は体が成長する時期に伸びることが多く、低年齢のころに速く伸びる可能性があります。近視は身長が伸びる5歳~18歳頃に特に進行するので、子どものうちに早めに対処することが大切です。
学校健診で行う視力検査は、教室での見え方を基準にしたもので、結果はA~Dの4段階で示されます。学校生活に支障のない見え方であるかどうかを確認するためのスクリーニング検査で、眼科での視力検査に比べると、とても簡易的な検査です。
「B判定だけど、日常生活に支障はなさそうだし、わざわざ眼科に行かなくてもいいよね?」などと考えがちですが、実はB判定でも近視が始まっていることが多く、この近視になりつつある時期に対策を取ることが重要です。

A判定以外の場合は、たとえお子さんが見えにくさを感じていなくても眼科を受診しましょう。
当院では、低濃度アトロピン点眼薬による近視進行の抑制治療を行っています。
毎日、就寝前に1日1回点眼することにより、眼球の前後の長さが伸びるのを抑えることで、近視の進行を抑制することが期待できます。

近視は子どものときほど速く進む可能性があります。
早い段階からできるだけ近視が強くなるのを避けることで、将来の見え方を守り、目の病気になる可能性を低下させることが治療の目的です。
2026年6月1日より、低濃度アトロピン点眼薬による近視進行の抑制治療は厚生労働省が定める選定療養の対象となりました。
治療に係る検査や診察の費用は保険適用となり、点眼薬に係る費用は全額自己負担となります。
当院で子どもの近視進行抑制治療を受ける場合、選定療養の費用として通常の診察費とは別に以下の金額をご負担いただきます。
- 項 目
- 金 額
- リジュセアミニ点眼液
0.025%
- 4,400円
(30日分/税込)
詳細は当院までお問い合わせください。