CATARACT

白内障手術について

手術は局所麻酔下にて行います。麻酔は点眼麻酔です。手術中、痛みはほとんどなく、意識もありますので、医師やスタッフの声も聞こえますし、会話もできます。緊張される方が大変多いですが、声を掛けながら手術を進行しますので、リラックスして手術を受けてください。

手術は顕微鏡を使用して行います。傷口は約2~2.4mmと非常に小さく、超音波を利用して水晶体の濁りを取り、眼内レンズを挿入します。手術時間は特に問題がなければ10分程度で終了します。

しかし、稀に細菌による感染症や手術中の突発的な出血のために視力が出ない場合や、水晶体の一部が硝子体の中に落ち込んでしまい、後に硝子体手術を必要とする場合もあります。手術を開始しても水晶体囊や水晶体を支えるチン小帯が破損・断裂した場合にはレンズ挿入を中止することが2%くらいの頻度であります。

また、レンズを挿入した場合でも、あとで眼圧が上がったり炎症のためにレンズを取り出さなければならないことが1000例に1回くらいあります。

極めて「安全」と言われている手術ですが、予想できないことが起こる可能性もあります。

当院では、これらの偶発症にも備えて、万全の態勢を整え、すべての手術が無事に成功することを願い、最善を尽くしておりますが、我々医師が全力を尽くしてもなお、ある程度の危険があることをご承知おきください。

手術後、不快感や違和感がある場合、不具合がある場合は、速やかに当院で受診してください。

また、手術後はそのままでも不自由のない程度の視力は得られますが、最良視力を得るために眼鏡が必要な場合もあることを知っておいてください。

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